親指の可動機構

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検証から部品製作・組み立てまで一貫して骨が折れた部分、それが親指の可動機構です。『資料』を手にするまでは数少ない資料を頼りに想像で進めていくしかなかった部分です。T1本編でも上記画像のシーンでのみ僅かに映るのみで、ブルーレイの鮮明版と『資料』がなければ本物同様の機構と部品形状は再現不可能でした。

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特に第二指(人差し指中手骨)とをつなぐいわゆる「水かき」部分の部品と機構がとても複雑です。付け根のロッドエンド部品は、OPプロップレプリカ製作時に得たノウハウで造作もなかったのですが、その分この水かき機構には苦労しました。指自身と制御ワイヤーも含めると、総数50点超の部品により構成される部分です。

ターミネーター エンドアーム プロップ レプリカ