関節構成部品群
指関節の構成部品の形状は複雑で、また部品点数自体も多いです。プロップにおいて、これらの全ては汎用品の流用ではなく全てアルミの切削によって造られています。
それぞれの内容は以下の通り。
- 人間の指関節の形状を表すとともに、ワイヤー制御の際にそのガイドとなる役割を持つ部品(T-STUDIO内の通称「ハンバーガー」)
- 第一・第二関節でそれらを挟み込む部品(同「側板」)
- ハンバーガー内を通る軸部品(同「ヒンジ」)
- ヒンジをカバーする部品(同「フリスビー」)
これらに「指先の部品」が加わります。
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ハンバーガー
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側板
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フリスビー
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ヒンジ
汎用品の流用でない以上、中手骨と同様に「3Dモデリング・出力」「仕様の確定」「アルミ切削」の工程を経て製作しました。ハンバーガーだけで3種、側板2種、ヒンジ4種の製作を強いられました。
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それぞれ1点ずつを原型として製作し、レジンにて複製しています
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REMAINS of the first terminator