展示方法

作品が完成に近づくにつれて「どんな展示ケースに入れようかな」という点ばかりを考えるようになりました。サイバーダイン保管庫の「円筒ケース」よりも、もっとT1の雰囲気や「遺物感」を醸し出せる方法は無いものかと、ウェブ上であれこれ検索するようになりました。シンプルに鉄板の上に無造作に置くのもありだななどと思いつつ、最終的には「ミュージアム」というワードに行きつきました。美術館ではなくどちらかといえば「博物館」です。もし「ムービープロップ博物館」なんてものがあったとしたらどんな感じだろう、と。ですから、サイバーダイン保管庫や工場のプレス機の床といった「ターミネーターの世界観」に囚われず、「ターミネーターという作品が産んだもの」という観点からイメージを膨らませました。

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画像のものを入手するまでにさほど時間はかかりませんでした。「照明が付いていて、なおかつオシャレというよりは『武骨』なもの」を求めていた私にはまさにビンゴなひケースです(底面以外はガラスで、しかも奥側は鍵付きです)。この大型ケース内にアームだけでは寂しいし、博物館であればキャプションのひとつもあるだろうとフレームとともに準備し、ついでに“ユーザーカスタム”の名のもとにステンレス製の銘板も作りました。

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配置するスペースさえあれば、こんな思い切ったディスプレイも悪くないと思います。

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ターミネーター エンドアーム プロップ レプリカ