ユニバーサルジョイント

ターミネーター2のプロップ(エンドスカル)のレプリカ T展にて展示されたターミネーター2のプロップ(エンドスカル) T展にて展示されたターミネーター2のプロップ(エンドスカル)

T1版に拘っていたアニマトロニックバスト製作時には関わりのなかったユニバーサルジョイントです(詳しくはこちらを)。T2バトルダメージ無可動モデル製作時に初めて触れたこの部品ですが、なかなかどうして奥が深くて趣も深いことがわかりました。例によって既存汎用品を探しますが、調査能力に不足があるのか発見できませんでした。

ターミネーター2のプロップ(エンドスカル)のパーツを3Dプリンタで出力
ターミネーター2のプロップ(エンドスカル)のパーツを3Dプリンタで出力
ターミネーター2のプロップ(エンドスカル)のパーツを3Dプリンタで出力
ターミネーター2のプロップ(エンドスカル)のパーツを3Dプリンタで出力
ターミネーター2のプロップ(エンドスカル)のパーツを3Dプリンタで出力
ターミネーター2のプロップ(エンドスカル)のパーツを3Dプリンタで出力

一旦は図面を起こして3Dプリンター出力しましたが、表面処理に尋常ではない手間が掛るのと、最終的な仕上がりに不安があることから結局は「形状が限りなく近い同サイズの汎用品」を型取りして製作しました。これもゴチャメカと同じくタミヤのラジコンキットに付属のものです。ギヤボックスが時代とともに仕様変更されているのと同様に、このユニバーサルジョイントも仕様が変わっていて、探し求めていたものは既に廃盤となった当時のキット附属物がOPプロップに採用されていた可能性が強いです。惜しむらくは、今回の作品で「向かって右側」の取付角度を間違えてしまったことです。

ターミネーター2のプロップ(エンドスカル)のレプリカ

ユニバーサルジョイントから延びる後頭部シリンダーは、資料から長さ・径を割り出して同じアルミパイプを加工しています。下端部も本物同様ロッドエンドへ接続しています。