#005 : 眼球（虹彩）について

エンドスケルトンの虹彩が開いたところ

エンドスケルトンの虹彩が閉じたところ

1作目の終盤の「Factory Chase」シーンにて、大写しになったターミネーターの目に、人間で言う「虹彩」の機能があることがわかります。この撮影には、カメラのシャッターの構造を使用したとのことですが、等身大よりも数倍に拡大したプロップを用意して撮影されており、等身大のプロップにはこの機能はありません。サイズ的にこのギミックを仕込むのはかなり困難でしょう。

ターミネーター1作目製作時のスタンウィンストンスタジオの様子。眼球の拡大モデルが確認できる。

ターミネーター2作目での撮影用の拡大モデル。

T-STUDIOの今後の目標として、なんとかアニマトロニック・バストにこの機能を仕込んでみたいところです。既に、果敢にもこんな挑戦をしている方もおられるようです。