飛沫表現
2013.04.25
一枚目の画像は留之助商店所蔵のエンドスケルトン頭頂部、二枚目は私が先般仕上げた「ver.2029」の頭頂部です。スタン工房のペイントの特徴として「マットブラックによる飛沫表現」がありますが、当初私はこの“やっつけ仕事”的表現が気に入らず、本格的に汚しに取り組んだ最初の作品では採用しませんでした。
しかし「ver.2029」を直接ご覧になった数名からは「このヒマツがいいねえ」と口を揃えて評価して頂きました。私の好み云々などは排除して、由緒あるスタン工房の仕事を“そっくりそのまま再現”することは、それなりに意味があるのかもなと感じる今日この頃です。
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