2018年DORO☆OFF作品[解説編その5]

ハイエース 棺桶eno君から急遽預かった仕事を終え、その足でレンタカー屋へ走った僕。実は借りていたタウンエースの荷室に作品が載らないことが判明し、急遽ハイエースのロングに車両交換を打診していたのです。ようやく車の調達ができたと連絡があり引取りに行きました。こういう部分からもおわかりの通り、とにかく東京出発直前までドタバタだったのです。レンタカー屋から自宅に戻る車中では、残った作業の段取りを頭の中でおさらい。あと残り少しの作業を終えれば、数ヶ月に渡る闘いが終わる…。そう自分に言い聞かせますが、体力面も精神面もほぼ限界に達していた僕には「不安」の文字しかありませんでした。

造型の神様自宅に戻った後は、残りの作業に早速掛かりたい衝動をグッとこらえ、敢えてのんびりと夕食を摂り入浴。いわば「急がば回れ」の精神で一旦気持ちをリセットすることに努めました。正直なところ、この段階では「なんとかなるな」という心の余裕がありました。「懸案の『腕の接合』さえ乗り切れば、あとは大丈夫」そんな感じでした。

当初、腕の接合にはシリコンを使用する予定でした。「シリコン同士を接着するにはシリコンで」という固定観念から、「腕側と胴体側に肌色シリコンを塗布し、硬化するまで30分間しっかりホールド」という力技、それも左右両方。うまくいくかどうか、やってみないとわからないし、シリコンの量が多すぎると接合部に段差ができ、未来肌着越しにその段差が露見するのでは無かろうか…的な不安に苛まれつつ一念発起して作業にかかろうかというその時!!造型の神様(仙人風の小柄+白髭の老人)から突如お告げが!!

「おい、おぬし。PPXがあるではないか。今こそPPXを使うのじゃ!」と!!(すごいゆっくりした口調。嘘無しの脚色無しの実体験)

PPX シリコン同士の接着PPXとは、セメダイン社が自信を持ってリリースする「シリコン同士の接着を可能たらしめる究極の接着剤」です。その接着強度や機能を全く信用していなかったものの、何故か「もしかしたらいつか役立つかも」と2セット購入していたのであります。「ダメ元で使ってみるか。うまくいくかどうかもわからんホールド作戦で1時間ロスするのも怖いし、モノは試しだ」とばかりにお告げに従いPPX作戦に変更!

セメダイン社さんごめんなさい、高価なことだけはありますね。すごいです。ガッチリくっつきました。しかも短時間硬化!見事な接着面を撮影していないことを相変わらず悔やみますが、とにかく段差など皆無で素晴らしい強度。おじいさん(造型の神様)ありがとう!セメダイン社のPPX最高!

さあ最大の懸案は乗り越えた。あとは一つずつ潰していこう。

Facehugger  Kaneまずは未来肌着の前面に紐を通す作業。劇中キャプチャを最大限拡大して編み方を検証。結論から言うと、ドロオフ当日から今日に至るまでこの未来肌着の仕様再現や紐の編み方再現に関し、誰からもさほど賞賛を受けていないしみんなそんな所に眼がいっていなかったのが現実。なので、あれこれ苦悶・苦闘したのも全く報われていないのであるが、だがそれで良いのである。これこそがT-STUDIOの真骨頂で「言わなければ誰も気付かないことをトコトン追求する」ことを全く厭わないのです。そこをサボったらもうお終い、とさえ思っています。

フェイスハガー ハタナカアイ結局、妻が20~30分かけて検証し再現してくれました。「これでいい?」と聞かれても、自信満々に「うん」と言えない私。だってあの画像だけでは正解なんて分からんのですよ(サイドの余剰部分だけは、自信をもって思い切り垂らしました)。

ザビちゃんの下半身これまで何度か触れていますが、本来はケインの下半身も作りたかった。僕の脚を型取りして、スネ毛を植毛し、さらに足指をピクピクと動かすという過剰スペックを夢見ていたのです。しかし時間的制約と精神的疲弊によりそれらは断念。フェイスハガーの尻尾や指の可動を諦めたのと同時期に、それも諦めました。ケインの呼吸とFHの睾丸伸縮だけでもう十分だろう、と…。

かくして「マネキン人形の下半身を据え付けて、シーツで隠す!」という妥協案を採択したわけですが、それもこのように出発前夜に敢行していたのです(ちなみに「ザビちゃん」とは、我が工房に永年安置されていたマネキン人形の呼称で、ごっつええ感じのコント「フライングザビエラー」に登場するアイテムの愛称を拝借したものです)。

未来の肌着再びケインをよく見てみよう。近未来の下着とはどうやらシャツ+パンツ一体型のようである。1979年当時、デザイナーが夢想した「攻め」の下着。そう、割と際どいラインから脚丸出しなのがわかりますね。本来はこの太ももからつま先までも再現したかったのです。そしてもしそれが叶うならば、股間部分は必要以上にモッコリさせてみたいなという悪ダクミもございました。後に「この作品の人体部分は、僕自身の身体をトレースしたのです」などと作品を目の前に説明する様子は想像するに難くなく、その際に「強がり」なスタンスというか、必要以上にモッコリさせて優越感に浸ろうという魂胆があったのです。

結果それらプランは水泡に帰すわけですが、そんな悪ノリで作品に華を添えようとしていたことを此処をご覧の方だけに告白しておきます。なお、先述のザビちゃんドッキングの際に股間部分に手ぬぐいを当てがい「シーツ越しにモッコリ」をやってみましたが自重しました。というのも「モッコリ」というよりは「おっ起ち」状態に近かったので、これはマズいな、という判断です。

「極限状態に於いては稀に勃起態様が見受けられる場合がある。これは種を保存しようとする動物本能由来のものと概ね解釈する」的な見解がもし医学界ないし生物学会で確認されていたならばなんの迷いも無く採用したのですが、それを調査する時間も根性もなかったので割愛しました。だって顔面にあんなもん付けて汗だくでハァハァ言うてんのに、チンコフルボッキしてたらおかしいやろ!と、まあそんな判断。

フェイスハガー ケイン最後に頭髪の処理。すでにお伝えした通り、早い段階から「ウィッグを被せる」というプランで決めていました。植毛も、やれと言われればやるけどできればやりたくない。幸い、FHで覆われた顔面は額部分が見えず「生え際」を気にする必要がなかったのです。妻は当初「植毛やりなよ。ウィッグなんか不自然になるに決まってる」と進言してきましたが僕には勝算がありました。それは「ジェルによる整髪」です。ケインは汗ビッチャビチャで、髪もビッチャビチャなはず…という推察。

フェイスハガー エイリアンこの濡れ感こそが、極限状態の人間の様です。乾燥してもウエット感が持続するものを採用してますので、余程のことが無い限り今も今後もたぶん濡れっぱなしです(画像は展示当日のウェブ画像より転載)。

 

というわけで、出発前日にやるべき残件をすべて完了させたハタナカ夫妻。しかしここで嫁さんがひと言。

「もう少しお肌部分のペイント、攻めてみたら」と…

確かにその段階では胸元の汗感もまだ控えめだったし、血色というか紅潮した感じは出ておらず、失敗の許されないシリコンペイントへの恐怖心に起因する遠慮があったのも事実。「妻の感じ方=全鑑賞者の感じ方」という考えから、シリコンピグメントの調色を経てハンドピースを握ったのです。出発前夜の25:00頃かな…。

ドロオフ2018結論から申し上げると、このあと意識朦朧となるまで塗り込みました。むしろ迷いが無くなり思い切って塗れてたはず(あまり覚えていない)。「ドロオフ参加者のみんなもきっと同じだろう。最後の最後まで、やれることやって臨んでるんだもんね。だから僕も頑張ろう」そう言い聞かせていたような気がします(今から思えば「時間さえあればまだまだやり込めたな」というのが本音ではありますが)。

この動画、編集こそ後日ですが素材自体は出発当日の搬出直前に撮影しました。広角レンズが自宅に無かったこと、部屋のピアノや掛け時計や家具が映り込んでしまうことなどから全景を映せなかったのが悔やまれます。大きさも伝わらないし、「映画の本編映像」だと勘違いさえする人も…。つまり「こんなアホな作品を作ったんだぞー!」感が全く出ていないのが残念でなりません。

T-STUDIO ハタナカ上画像の前段階として、1.運搬用台車・緩衝材の購入、2.万が一の補修用PPXの購入、3.決死の搬出作業、を経ています。3の場面のことに触れた過去ツイート内容を以下にご覧に入れます。

T-STUDIO ハタナカ…というようにサラリと140文字で収めてますが、実際冷や汗ものでした。なんせ台座がクソ重い!そして破損できないというプレッシャーに加え、「誰か亡くなったの?」という近所からの白い目を回避するための隠密行動(的気遣いと所作)などでそれはもうタフな60分でした。無駄な体力使いたくないのに、すっかりクタクタ汗びっしょり。ただ、車に載ってしまえばもうこっちのモノ。搬送中の破損防止・職質対策のための養生を入念に行い、いざ東上だ!!の気概が伝わる状況写真。

…残念ながら、名古屋を出発して東京の宿にチェックインするまでの写真が一枚もありません。そんな余裕や思考は全くなかった。東名を走りながら「東商センター(DORO☆OFF会場)のテーブルの耐荷重は大丈夫かな?」とか「電源入れても呼吸ギミックが動作しなかったらどうしよう…」とかの心配事ばかり。「あぁ、DORO☆OFF終わってもまた持って帰るの辛いな…」「もう自宅に入れるのも拒否されるだろうな…」等々。

なので、東京の宿で落ち合った切削のマツこと松本さんの顔を見たときには、なんか涙が出そうになりました(迷子になった子が親と再会して泣く心境)。あの時ほど、信頼できる仲間・友の存在がいかに大切なのかを実感したことはありません。2人で入った串カツ田中(浅草橋店)でアルコールではなくウーロン茶をオーダーする僕に「え〜!!?」って真剣に驚いていた松本さんの表情が印象的でした。「ハタナカさんがアルコール以外を注文するなんてよっぽどだね」って。うん、よっぽどでした。

適当に食事を済ませ、ホテルに戻るとアラームを5時と8時にセット。もし5時に起きられたら名古屋出発前に撮影した動画素材を編集しよう。無理なら諦めて8時起きでいいや…と。でも前夜アルコール抜きだったせいか、5時のアラームでスッキリ起きた僕。冴えた頭で動画編集も30分で完了!(この時「Twitterの一発目はこれでいこう」と決定)。あの朝に部屋で食べた余裕のどん兵衛がマァ美味かったこと…。

早めに会場に行って、どろぼうひげさんにテーブル耐荷重問題を相談しなきゃ…!

DORO☆OFF 2018さすがは歴史ある東商センターの備品テーブル。40キロ超の作品でも問題なしでした(万が一のために持参した高耐荷重のテーブルは結局使わず終い)。

搬入時、まわりのモデラーさんたちがザワつく感じを今も鮮明に覚えています。「何?遺体作品?」とか「やべえやつ?」とかの声(その段階では、FH+顔面は箱状の覆いで隠していた)。

作品内容を秘密にしていたeno君も一応驚いていた様子でしたが、なんせ彼もブース設営で大忙し。しかも病み上がりだったし仕方ない。本当は涙コラえて2人抱き合いつつ、スゲえスゲえと讃えてもらう算段だったんだけどね。おまけに「なんとなくフェイスハガー来るかも、と予想してました」と言われてしまう始末。ガーン!なかなか思い通りにいかんものだね…まあ良く頑張ったよ俺!

DORO☆OFF2018一般開場後の様子。マジでビビってる子とか「この寝てる人は大丈夫なの?」と心配してる子とか、子供のリアクション見てるのがとにかく楽しかった。ポカーンとかアチャーてなっちゃってるのとか本当にカワイイ。

DORO☆OFF 卓ちょっと観念的な話。

8月に割り当てが発表されたこの卓配置図。その段階では全く作品は出来上がっていなかったけれど、僕の中では「この位置にケインが寝ていて、フェイスハガーが動いていて、それを見た人がみんな驚いたりニヤニヤしていて、後方からそれらの様子を腕組みしながら眺めてる自分」を強くイメージしていました。辛いときにはその様子を繰り返しイメージして乗り越えてきたのです。「絶対にその光景を現実のものにする!」「その日が必ず来る!」という自己暗示。「いま僕の作業環境はカオスで、作業着は石膏やシリコンにまみれて汚いけど、DORO☆OFF当日は何事もなかったかのように身綺麗にして臨んでるはず」とかね…。

思えば、T-STUDIOの活動を始めた頃からずっとそんな感じでした。「動くエンドスカルなんて本当にできるのだろうか…」という不安と同時に「でも2年後くらいにはこの工房にウインウイン動いてるスカルが必ず在る!」とイメージしていたし、その後に続く変態的レプリカ作品たちもまた同様。「念ずれば花開く」ってのを僕は今のところ体現し続けています。だから、今僕が頭で考えてる突拍子もない作品たちも、今後必ず現実になるんでしょう(そう信じてこれからも地道にやっていきますよ。みんな応援してね)。

模擬出棺作業

搬入時のヘルプが切削のマツなら、撤収時のサポートはこの人、ミスター土井。いつも当コラムのコメント欄に書き込んでくれる数少ない1人。こういう装いですが実は某有名ホテルで辣腕を振るう板長さんなのです。そして僕の作品を所有する変態コレクターでもあります。大ちゃんいつもありがとう(ちなみにDORO☆OFF初日の晩は僕と土井さんと切削のマツで業界のレジェンドn兄さんを囲む会。二日目の晩は土井さんと2人だけでささやかな打ち上げを行いました)。

T-STUDIO 東北遠征

DORO☆OFF2018の二日間を終えて、宿に戻った私。ちょっとしたやり取りを経て、今回の作品を宮城に運ぶことが決定しました。嫁ぎ先は過去に別件納品時に訪れている某ミュージアムで、僕やeno君の作品を多数所蔵しておられるコレクターさん。しかし今回は金額的問題だけではなく、置き場所のことも含めあらゆる面で規格外の作品。迎え入れて下さったSさん、いつも感謝でございます。

というわけで、翌日の名古屋帰還から予定変更、上の図のように北上することが決まりました(実際はBルートを走破)。

あかんやつ

DORO☆OFF初日の夜に開始したTwitter。何気なく投稿したツイートが小バズって、いわゆる「通知鳴りっぱなし」を経験(納品先に到着したあともその翌日も、運転中ずっとiPhoneとApple Watchがブルってました)。このネタの面白さを分かる人がこれだけ居てくれるという嬉しさよ…(その後に別投稿で3000リツイート超えてエライ目に遭うことをこの時まだわかっていない)。

T-STUDIO 納品

納品先の展示ルームに設置完了の様子。しかしこの状態に辿り着くまでの苦闘の記録写真はありません。男手2人とはいえ、これ担いで二階に上がるのがどれだけ過酷だったことか…。これは僕とSさんの2人だけが共有する辛く激しい追憶であり、甘く切ない思ひ出。

「ハタナカさん、今夜は宿をご用意しております。ゆっくりしていって下さい」とのおもてなしを賜り、現地では有数の温泉宿+豪華お食事で身も心も癒やされたのであります…。Sさん、本当にありがとうございました。

T-STUDIO 健康管理

宮城を出発する朝。部屋に据え付けの温泉で身体を温め、いよいよ名古屋へ向け出発…。

行きと違って荷室はガラガラで気を遣う必要も無い。でも道のりは長い。休み休み、安全運転で帰ろう、と誓う。

T-STUDIO 災難

いつも以上に小まめに休憩を取りながらのドライブ。もし休憩を1回飛ばしていたら、この事故に巻き込まれていた可能性が大でした。朝の決意は、神様のお導きだったのでしょうか。危ない危ない。

この事故により高速道路は通行止め。関東を脱出するのに3時間以上かかったかな。悪天候で視界は悪いし、とにかくなかなか名古屋に帰れない悲しさ。

朝7:30に宮城を出発し、名古屋の自宅に戻ったのは25:56でした。18時間半の移動は眠気との闘いでありました。

T-STUDIO ハタナカマコト

翌朝、何事も無かったように出勤。そして何事も無かったようにお仕事。

数ヶ月に及ぶ激闘の余韻に浸りたいところでしたがそうもいかず、その後数日はひたすら本業の未処理案件を捌いてたっけ。「大プロジェクトをやり切った満足感」は暫く僕を支えてくれたけれども、でも同時に「燃え尽き症候群」に陥ったのもまた事実です。なーんにもやる気が起こらないという非常にマズい状況。それだけに、淡々と思考停止状態で取り組める雑務ばかりが山積していたことがむしろ幸いでした。

 

[長編コラムの終わりに際して]

その1からこの最終章まで読破下さった方々、もしそんな奇特な方がいらっしゃるのであればとりあえずお疲れ様です。そしてありがとうございます。本編中でも書いてますが、これはあくまで僕と妻が後年読み返して当時を振り返るための戦記的色彩が濃く、その際に互いを労い合うことを目的に記したフシがございます。製作に関する技術的な内容だけに絞り込んだ記事にしたいという当初の構想は早い段階で崩れ去り、結果このようなただのエゴ丸出しな日記風になってしまったことをどうかお許し下さい。

実は妻にここへの寄稿を打診しましたが「散々ここまで妻が妻がと書いといて、さらに私がここで語ったらそれはクドいよ」とリジェクト。妻はまた「全編面白かったけど、でもだいぶまだ端折ってるなあ。もっと色々あったやん!」とも。さすがに文章では伝えきれない事(どう文字に起こせばいいか分からない事案)もあるのでそれは仕方ないのだよ。

というわけで、2018年・平成最後の夏の記録は一旦ここらで締めることにします。なお、闘いの中で感じたことをまとめた「メンタル編」は少しずつ書いてますので発表の日をどうか気長にお待ち下さいね(あらゆるモノ造りに関わる全ての人へ向けたメッセージでもあり、僕が苦心の末に掴んだ教訓も多く含まれます)。

 

では、この辺で(2018年12月31日AM10:15校了)

 

T-STUDIOの信念に共感くださるあなたへ

既存製品のクオリティにがっかりしておられる本物志向のあなた、ぜひお手持ちのキットやプロップレプリカをT-STUDIOにお送り下さい。T-STUDIOが魂を込めて改修・製作します。

comment

  1. 土井大介 より:

    まこっちゃんごめんなさい!
    年末年始の多忙を極めていて、日課であるこのコラム欄を「今日は更新されてるかしら・・・♥️」とワクワクしながら覗いてみる、というルーティーンをここ数日失念してて、
    気付くの遅れちゃった!
    待望のその5にまさかのおら登場、ありがとうございます(笑)
    なんのなんの、あれぐらいのサポート、お安いご用ですバイ(゜∇^d)!!
    あ、あと、訂正がありまーす!(。・ω・)ノ
    板長は前職場での肩書き。現在の「某有名ホテル」では1板前にすぎませんのだ。

    PS奥様からの寄稿、読みたい!
    是非奥様目線での裏話なんかが読めたらまた違うと思うんだけどなぁ~|д゚)ジー

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