部材が無いので終わり
2018.05.03
これまで数体製作していたこのOPプロップレプリカ。ついに謹製アルミシリンダーのストックが尽き、M1号キットを使用しての作品は事実上これが最後になります。最後は原点に戻って「2009年T展版」をやっても良かったのですが、これまでの依頼やヤフオクでの入札件数から言ってやはりこのT-STUDIOアレンジ版の凶悪バージョンでいこうと決め、パートナー榎本君の神の手を借りつつ完成させました。
台座も含めて施した汚しは、マット調+粉っぽさを強調しており、また戦闘ダメージによる機能障害を表現した眼球の明滅機構は以前のこの作品にて採用したユニットを用いています。明滅の感じはさすがに画像では伝わらないので、以下にショートムービーをご案内しますので是非ご覧下さい(明滅だけでなく、全体の光沢や金属質感も動画だと良く分かりますヨ。動画サムネイルが出現しない場合は例によってページの再読み込みをお願いします)。
同じモノを繰り返し焼き直しで製作してはヤフオクに出す、そんな工房に成り下がりたくないという想いから、OPに関してはこれが最終のヤフオク出品となります。これまで「いつかはT-STUDIOのOP」とお考えだった方におかれましては、どうかこの機会にご入札を検討下さい(出品ページへ)。熱い気持ちを抱いた、まだ見ぬ変態紳士との出会いが楽しみです。
下からのこの画像をみて榎本君は「留之助エンドを見上げた時の表情とクリソツや!」と申しておりました。長年あの個体と同棲していた彼が言うのだからきっとそうなのでしょう。たまにはこんなアングルで攻めてみるのも面白いなあと気付いた一枚です。
それではオークション終了間際の5月11日(金)夜10時すぎ、ヤフオク会場でみなさまお目に掛かりましょう。
あぁ、遂に終焉を迎えるのですね。
残念でもありますがまた新たな試みの出発点となることを勝手に期待しつつ、
映像再生ボタンをクリックしました。
作品はもとより、映像の作り込みにもいつもため息のでる思いです。
なんてクールな映像なのでしょう!
怖いくらいですヨ(笑)。