類は友を「喚ぶ」のか 〜番外編〜
2017.06.28
榎本とともに訪れた田川弘さんの個展。入場早々、テーブルを囲んで田川さんご本人と談笑する面々の中の一人が私の元へ歩み寄り「もしかしてハタナカさんですか?」と。その紳士は続けて「**県の**です」と驚きの事実が!そう、その紳士というのは先般の点発光OPを落札くださったUさんその人だったのであります。示し合わせたわけでもないのになんという偶然。関西へと戻る新幹線から送信くださったメールには「ハタナカさんのコラムの如く類は友を呼ぶのか、はたまた変態同士赤い糸で結ばれているのか、ただただ驚くばかりです」とありましたが、まさに同感。「変態の女神」がいたとして、なんと小粋なイタズラなんでしょう。Uさん、お声かけ頂き本当にありがとうございました。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
さて、そんな偶然に導いてくれた田川さんの個展。いつものことながらの「美しい作品たち」を堪能して参りました。テクニカルなことや細部に込められた意図など、気になったコトをすぐに作者ご本人に伺えるのが良いところ。
田川さんも私と同様「自分の作品を自分で撮影する」方です。作品の最も美しい角度や見せどころを、最も美味しいライティングと構図で収めることの妙味について意気投合したのが印象的でした。他人に任せるより一番早いし確実、それに尽きます。
それにしても「個展」っていいなあ。[T-STUDIO作品展]ってどんなだろう。カッコイイ明かりに照らされた自分の作品たちに囲まれて、それらを物言わず凝視する変態紳士たち…。妄想するだけでお腹いっぱいです。
「変態の女神」ってきっとスゴイ美しいんだけどスゴイ変態なんだろうな…。いつか原型から造りたい、変態の女神像(スタチュー)。
類は友を喚ぶのかシリーズ、これにて完。
す、すげぇ。すげぇよ。
変態の女神は絶対いますわ、コレ!!