化粧直し
2015.11.25
ある個体の入手が決まり、工房のスペース確保の意味で諸々整理中の今日この頃。2009年以来、ずっと私の作業風景を見守ってきてくれたこの「ご本尊」とも、ついに別れを決意しました。現在販売されている「SIDESHOW 1/1 エンドスケルトン」は軽薄な二丁ライフルと残念な汚しが特徴的なver.2であり、我が工房のこのご本尊は今では絶版希少なクリーン版(ver.1)です。
「クリーン版の希少性」と「T-STUDIO的味付けの価値」を天秤にかけしばらく苦悩しましたが、結局は手をつけ始めております(笑)。やっぱり市販品そのまんまでは面白くないのです。まっさらなキャンバスに描き込む快感を楽しむというよりは、まもなく訪れる「大型案件のフィニッシュ」がいかに大がかりなのかを改めて実感しております。
残すはヘッドの仕上げのみ。これは歯茎部分の細工を終えたばかりの状態で、ここから一気にT-STUDIO節が炸裂です。本業の合間の作業ゆえ、なかなか思うようにコトが進まず歯がゆいですが、腰を落ち着けるタイミングを見計らって一気に完成までもっていくつもりです。
続報にご期待下さい。
comment form