有名税

賞味期限切れチキンナゲット告発動画

やっぱりあの告発動画はインパクト大だったようで、いつも賑わっている近所のマクドナルドもどこか寂しい感じに思えます。かつての毒ギョーザ問題・農薬問題の際にもみられたように、こうして一時的に中国産食品敬遠・ボイコットの風潮になるのはもはや「お約束」です。でも少しばかり時間が経てば、僕もまた普通にナゲット食べてることでしょう(私はマスタード派)。

私は中国産加工食品を扱う貿易商社に身を置いていた時期があり、かの国の加工食品製造現場は嫌と言うほど見てきました。ルール厳守の清潔な工場もあったし、真面目な作業員もいました(日本を相手に真剣にビジネスをやるならばこれらは当然のことで、生き残っている加工場はだいたいキチンとやっているんです)。一方では、皆様が想像されるような「劣悪な環境」で、ホームレス同様の老人たちが作業しているところなんかも見てきました(おおよそ食品加工場とは思えぬある地域のある現場では、どこから来たか知らぬ野良犬が縦横無尽に走り回り、家畜のニワトリがあちこち飛び回ったりしてました)。ですから「ルールなどないに等しい。道徳もなければ常識もない」というかの国の実情を私はよく知っていますし、今回の鶏肉工場の映像もそんなに驚くこともありませんでした。


でも、今日ちょっと驚いてしまったのがこれ
言うまでもありませんが、私はこんなコピー品はやらないし売りません。ご丁寧に「T-STUDIO謹製」なんて書いていますね。ある日本のT-STUDIOサイトウォッチャーの方から報告を頂き、この事実を知りました(A様、ありがとうございました)。驚いたというより「ついに来たか」という感じです。ヤフオクなどで私の作品が高額で落とされている事実を知った彼らは「T-STUDIOのロゴ入れときゃ売れるアルよ」「T-STUDIO製ということにしてしまうアルよ」なんて嘯きながらSIDESHOWのコピー品を堂々販売しているんですね。嗚呼、支那人恐るべし。

 

蛇足でしょうが、以下お決まりの抗議文です(タテマエというやつです。真剣に読まないで下さい)。

いつも私の作品ご覧下さっている世界各国の皆様、日ごろより応援ありがとうございます。
皆様もご存知の通りT-STUDIOでは、正規ライセンスのもと一般に販売されている量産品をベースにロボットを仕込んだり、またムービープロップを忠実に再現すべくそれらへの改造・改修を行ってきました。これまで多くの顧客の方から製作の依頼を受けて参りましたが、あくまで「個人対個人」の取引の形で承っており、なおかつ「既存品の改造・改修」という大きな前提の下で取り組んできたものです。

正規の版権費用を支払わずに、版元に無断でコピー品を販売している業者が中国などで散見されます。先頃、日本在住の熱心なT-STUDIOファンの方から「中国のショッピングサイトで『T-STUDIO製』と謳ってコピー品が販売されている」との報告を受けました。いつもT-STUDIOサイトをご覧下さっている方はおわかりかと思いますが、これらコピー品の販売にT-STUDIOは一切関係ありません。然るべき方法で抗議や告訴をしたいところですが、ご存知の通りあの国ではそのような「常識」が全く通用しません。ですので、私は今の段階ではこのページにこのような形で抗議の意を表するに留めますが、今後このような横暴が続いた場合、残念ながらT-STUDIOのサイトは閉鎖せねばならないかもしれません。世界各国のターミネーターファンの方々から賛辞を頂いたT-STUDIOサイト内のプロップの検証記事や資料画像を今後も全世界に発信し続けるためにも、どうかこのような業者から購入なさること無きよう宜しくお願い致します。

Dear customers.

I appreciate the support of all of you who favour my art through this website. As you know, T-STUDIO has been working on making the robots move by installing “the mass-produced products under the regular legal license” as a base, and on modifying them in order to reproduce the film prop in a faithful manner. I have been receiving a lot of build request from customers. All the business transactions were done person-to-person, and my work was done on a major premise that I only modify the existing products.

You may know some dealers make money by selling the counterfeits illegally without paying the royalty for a copyright. I got a report from a T-STUDIO fan in Japan that the counterfeits were being sold as T-STUDIO products on the Chinese shopping website. I am sure that you who often visit T-STUDIO website can easily see that T-STUDIO has nothing to do with the sale of those counterfeits. I should make a protest or a complaint against the counterfeit sellers appropriately. However people say this kind of common sense doesn’t work in a certain country as you may agree. Now I would like to express my will of protest here in this column as the first step. If this kind of reckless attempt continues, I am afraid that I should close T-STUDIO website unfortunately.

I am holding the articles and materials that verify the prop written in T-STUDIO website praised by Terminator fans in the world. In order to maintain the chance to transmit these information, I appreciate it if you don’t buy the counterfeits through those dealers.


Thanks again.


Mako HATANAKA/T-STUDIO

T-STUDIOの信念に共感くださるあなたへ

既存製品のクオリティにがっかりしておられる本物志向のあなた、ぜひお手持ちのキットやプロップレプリカをT-STUDIOにお送り下さい。T-STUDIOが魂を込めて改修・製作します。

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