決めつけは良くない

T1エンドスカル眼球
T1エンドスカル

最近は専らT1版スカルの再検証をしています。アニマトロニックバスト製作時に散々追究したはずの部分も、時間と共に「新事実」「新資料」などから見解が変わってくることがあります。

半年ほど前に「眼球レンズはスモーク色で、光った時だけ赤」というこれまでの見解を覆す映像資料を発見してしまいました。上記画像(右側)をご覧頂くと「非発光状態で赤い」ことがわかります。ただ、これは決して「レンズが赤い」のではなく「レンズの奥」が赤いのです。

今後取り組む大型案件の前哨戦として作業しております「アイコン改修・T1版スカル」において、それを実践しています。 写真左側をご覧下さい。「スモークレンズ + 赤パネル = T1レンズ」という図式が証明されています(写真はT-STUDIO謹製のレンズ&内部パネルです)。また、レンズ周りの黒っぽい「縁取り」があることも確認できます。レンズ周囲からの「光漏れ」を埋めるべく粘度の高い黒塗料もしくはシーリング剤が使用されているのではないかと私は考えます(ちなみに、上記映像資料はネット上で比較的容易に見つかりますが、私の手元にある「極秘資料」(T1アーム製作記録参照)においてはこれら特徴が顕著に見て取れます)。

Icons エンドスカル 改修 リペイント

なお、これら新事実を盛り込んだアイコン改修ヘッドは間もなく完成致します。依頼者様への納品が完了後に特設ページにて細部の解説をさせて頂きますのでご興味のある方は今しばらくお待ち下さい。

T-STUDIOの信念に共感くださるあなたへ

既存製品のクオリティにがっかりしておられる本物志向のあなた、ぜひお手持ちのキットやプロップレプリカをT-STUDIOにお送り下さい。T-STUDIOが魂を込めて改修・製作します。

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