あの頃、猛烈に興奮した一枚

アルゴノーツエンドスケルトンガレージキット

お気に入りのホビー誌を毎月の発売日に買い、次の号が出るまで毎日食い入るように読み込んでいた小学4年〜中学3年までの私(高校に上がって以降は造形作業よりも大切なことがいくつも現れて、それら習慣は徐々にフェードアウトしていきましたが・・・)。

そんな中で、最も印象的な記事の一つがこれです。鼓動が早くなり、鼻息も荒くなって失神しかけた写真です。アルゴノーツ1/4エンドスケルトンを紹介したもので、開発途中の原型のサフ吹き状態です。こんな記事のことなどすっかり忘れていたある日、資料庫から引っ張り出してきた一冊を眺めていてこの記事と再会し「あの頃の興奮」が一気に蘇ってきました。

しかし「サフ吹き状態」っていうのはイイですね。フルスクラッチなどをしていると、このサフ吹き・塗装前の状態が一番美しかったりします。特に、人物含むクリーチャー系は塗装した途端に一気にダメになることが多いです。ペイントって本当に奥が深くて難しい。大作が完成した場合、塗装するのを躊躇してサフ吹きそのままで飾っておくなどということもしばしばありました。

今後、私が手掛ける作品では意識的にこのサフ吹き状態の画像を残そうと思います。そしてここでご紹介し、「あの頃の私」のような造形少年たちを失神寸前まで追い込んでやりたいと思います。

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