誰もやらんなら、私がやろう。
2013.07.29
日曜日のワンフェス初参戦。OPプロップレプリカはあくまで「展示目的」で、さて何か「販売できる作品を」と準備して行ったのがこれです。
エイリアンという映画への思い入れについては割愛しますが、とにかく一作目で誰もが度肝を抜かれるのがこのChestbursterのシーンでしょう。宿主の内臓とともに映し出されるなんとも言えぬ粘膜の質感が私はたまらなく好きで、いつか「あの感じ」を再現したいものだとこれまでタイミングを計っておりました。
果たして、血液と体液にまみれたアイツを製作するにあたりネット上をあちこち彷徨いましたが、意外にもアレを再現した猛者がなかなか見つからない…。エイリアンのあらゆる事情に詳しい知人に聞くと、みんなフェイスハガーや成体エイリアンが好きで、チェストバスターをやる奴はそういないとのことでした。ほぉ、誰もやらないのなら…と俄然その気になった私は、長年脳内でイメージしていた血液・体液・粘膜表現を実行に移したのであります。
ワンフェス当日、こいつに対する皆様の評価は想像を遥かに越えていて、私のエンドスケルトンを見た時の感嘆の声とはまた質が違う「独特な反応」がとても新鮮で心地良かったです。
決して安くはない提示額にもかかわらず何人もの方が購入品候補にしてくださり、最終的には熱心なある青年の手に渡りました。
粘膜系の追求、いやピンポイントに「チェストバスターの追求」を心に決めた、そんな一日なのでありました。
おー、売れたんですね!
よかった、よかった。
後程メールします。