実験結果発表
2013.04.17
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結論から言うと「ダメージ表現を施すならメッキせんでもよし!」です(実験の割には手が込んだ仕上げとなりましたが、汚し始めたらまあ手が止まらないこと…。そりゃあ眼球も片方吹き飛んでしまいます)。
しかし、塗装による金属表現はそれはそれで骨が折れました。ソフビ素体へサフ吹き・ペーパーがけ・グロスブラック吹き・乾燥・コンパウンド三段階研磨という下ごしらえを経ての仕事です(研磨の間には洗浄・拭き取り・乾燥という工程も入ります)。そして体にも良くない。専用の塗装ブースと装備各種がないと確実に早死にします。お金をかけてメッキを頼むか、気合いと根性で塗装でいくのか、天秤に掛けても答えは不透明です。つまるところ、急いでやるなら塗装、時間があってコストを掛けられるならばメッキというところでしょうか(メッキは業者に無理を言っても最低2週間はかかります)。
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今回の実験から生まれた作品「ver.2029」についての詳細解説ページを設けましたので併せてご覧下さい。
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